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Android Studio ドキュメント 日本語訳

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Debug GPU Overdraw Walkthrough

このウォークスルーでは、描写される頻度に基づいてインタフェース要素を色分けして、携帯端末上でのオーバードローをどのように可視化するのかを説明します。

これは以下の作業ができます:

  • アプリが必要以上に描写処理を行っている箇所を示します。
  • 描写処理のオーバーヘッドを減らすことができる箇所を見つけるのに役立ちます。


前提条件



携帯端末上でのオーバードローを可視化する

    1. 図 1. GPU オーバードローのデバッグを有効にする手順

    2. 使用する携帯端末で、設定に進んで開発者向けオプションをタップします。
    3. ハードウェアアクセラレーテッドレンダリング の項目で、GPU オーバードローをデバッグを選びます。
    4. GPU オーバードローをデバッグ のポップアップ画面で、オーバードロー領域の表示を選びます。

    1. 図 2. GPU オーバードローデバッグの出力例。

    2. 画面に色味がかかっても慌てないでください。この色付けが、アプリの表示動作を診断するのに役立ちます。

    1. 図 3. GPU オーバードローデバッグ出力ごとの色キー。



    2. この色は以下のように、ピクセルごとの画面上でのオーバードロー回数を示しています。:
      • 元のまま: オーバードローはありません
      • 青: 1回オーバードローされています
      • 緑Green: 2回オーバードローされています
      • ピンク: 3回オーバードローされています
      • 赤: 4回以上オーバードローされています

    1. 図 4. GPU オーバードローデバッグ出力の望ましい例と望ましくない例。




    2. オーバードローによってはそれが避けられないものもあります。 アプリのユーザーインタフェースを調節している際は、可視化状態がほとんど元の色や青の1X オーバードローになることを目標にしてください。