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Google App Engine ドキュメント日本語訳

割り当て量

App Engine アプリケーションは特定の割り当て量までリソースを使用することができます。 こうした割り当て量があることで、App Engine はあなたのアプリケーションが自分の予算を超過しないようし、App Engineで動作する他のアプリケーションがあなたのアプリケーションのパフォーマンスに影響を与えないようにします。



コンテンツ

  1. 課金制限と安全制限
  2. リソースがどのように補充されるか
  3. リソースが枯渇した場合
  4. リソース


課金制限と安全制限

App Engine には割り当て量や制限の種類が三つあります。:

  • 無料割り当て量: 無料割り当て量は、無料アプリケーションに設定される制限です。有料アプリになった場合のみ、無料割り当て量を越えて容量を使用することができます。  有料アプリは、アプリケーションの予算制限か安全制限のいずれかにひっかかるまでは容量を使用できます。
  • 課金制限: 課金制限 は有料アプリに適用され、超過することはできません。 課金制限 は、管理コンソールの 課金(Billing)の項目からアプリケーション管理者によって設定されます。 この割り当て量によって、管理者はアプリケーションの費用を管理できます。
  • 安全制限: 安全制限は、App Engineシステムの完全性を守るために Google によって設定されます。この割り当て量によって、リソースを過剰に使って他のアプリに損害を与えるアプリを排除します。この制限を超過した場合、無料アプリか有料アプリかにかかわらずエラーが発生します。

課金制限

全てのアプリケーションは無料で一定のリソース量を使用できますが、アプリケーション管理者は有料アプリを有効にして日額予算を設定することで、これらの割り当て量を引き上げることができます。 実際にアプリケーションが使ったリソースと、無料割り当てスレッド上で使用されたリソース量の分だけ料金が請求されます。

アプリケーションの課金を有効にした後、管理コンソールを使って日額予算の設定と割り当て量の調整ができます。 予算設定とリソース割り当てに付いての詳細情報は、価格を参照してください。 アプリケーションの課金を有効にした時、the application's safety limits increase. 詳細については リソースの項目を参照してください。

安全制限

安全制限には、 日ごと割り当て分ごとの割り当てがあります:

  • 日ごと割り当ては太平洋時間の深夜に毎日更新されます。有料アプリケーションは予算の範囲内で無料割り当て量を超過することができます。
  • 分ごと割り当てはアプリケーションの全てのリソースが短時間で消費されてしまうことを防ぎ、他のアプリケーションのリソースが占有されないようにします。 あなたのアプリケーションが非常に速いペースでリソースを消費して分ごとの割り当てが枯渇した場合、管理コンソールの 割り当て詳細(Quota Details)の項目において、該当割り当て量の隣に "Limited" という文字が表示されます。

割り当て量が超過した時に何が起こるかや割り当て量を超過した時の対処方法についてはリソースが枯渇した場合を参照してください。

Tip: For paid apps, the maximum per-minute quotas accommodate high traffic levels, enough to handle a spike in traffic from your site getting mentioned in news stories. 特定のリソースでこの用件を満たしていないと思われる場合は、 please create a feature request issue in the issue tracker. 機能リクエストをしかからといって特定のアプリで実際の割り当て量が上がるわけではありませんが、一般的なユースケースにおいてどの割り当て量が非常に低くなっているかを我々が理解する助けになります。 .

非常に高いトラフィックレベルが予想される場合や何らかの理由でアプリに特に高い割り当て量が必要な場合は(例えば、重要な製品のサービス開始や高負荷テストのために)、 シルバーサーポートかゴールドサポートかプレミアムサポートに登録することを推奨します。



リソースがどのように補充されるか

App Engine はシステム割り当て量に対するあなたのアプリケーションリソース使用状況を追跡します。 無料と有効両方のアプリケーションにおいて、App Engine は各月のカレンダーの開始日に全てのリソース測定値をリセットします。(常に使用中のデータストレージ量を表す、Stored Dataを除く)。無料アプリケーションがリソースの割り当て量上限に達した場合は、割り当て量が補充されるまでアプリケーションはそのリソースを使用できません。 有料アプリは、予算の範囲内であれば無料割り当て量を超過しても大丈夫です。

日ごとの割り当て量は、太平洋時間の深夜に補充されます。分ごとの割り当て量は60秒間隔補充されます。



リソースが枯渇した場合

アプリケーションが割り当てられたリソースを全て消費した場合、そのリソースは割り当て量が補充されるまで使用できなくなります。 これは、割り当て量が補充されるまでアプリケーションは動作しないということです。

リクエストを開始するのに必要なリソースの場合、そのリソースが枯渇すると、既定ではApp Engine はリクエストハンドラは呼ばず、リクエストに対してHTTP 403エラーかHTTP 503エラーを返します。以下のリソースの場合に、こうした動作になります。:

  • Bandwidth, incoming and outgoing
  • Instance hours

ヒント:アプリケーションを設定し、割り当て量を越えた時にカスタムエラーページを表示することができます。 詳細については、 Python, Java, Goのカスタムエラー応答のドキュメントを参照してください。

その他全てのリソースでは、リソースが枯渇した場合にアプリケーションがリソースを使おうとすると例外が発生します。 この例外はアプリケーションでキャッチして、ユーザーに分かりやすいエラーメッセージを表示するなどの処理ができます。 Python APIでは、この例外は apiproxy_errors.OverQuotaErrorになります。 Java APIでは、この例外はcom.google.apphosting.api.ApiProxy.OverQuotaExceptionになります。 Go APIでは、 the appengine.IsOverQuota 関数によってこのエラーが割り当て量不足によるAPI呼び出しの失敗を表しているかどうかを報告されます。

以下の例では、OverQuotaErrorをどのようにキャッチするかを表します。 OverQuotaErrorは、Eメール関連の割り当て量を超過した場合にSendMessage() メソッドを使用すると発生することがあります。:

try:
  mail
.SendMessage(to='test@example.com',
                   
from='admin@example.com',
                   subject
='Test Email',
                   body
='Testing')
except apiproxy_errors.OverQuotaError, message:
 
# Log the error.
  logging
.error(message)
 
# Display an informative message to the user.
 
self.response.out.write('The email could not be sent. '
                         
'Please try again later.')

システムリソースを予期せず超過してしまった場合は、あなたのアプリケーションパフォーマンスをプロファイルすることを検討してください。

あなたのアプリケーションは既定の制限を超過していませんか? あなたが シルバーサポートやゴールドサポートやプレミアムサポートのパッケージを持っている場合は、 あなたのサポート担当に連絡してより高いスループットの制限を要求することができます。 そうでなければ、より多くのMail API 割り当ての申請 や その他割り当て量増加に関する機能リクエストの提出ができます。



リソース

アプリケーションは、割り当て量に左右されますが以下リソースを使用できます。 課金制限のリソース測定値は"(課金(billable))"と付いて表示されます。 リソース量は、24時間の間に割り当てられる量を表します。

リソースの追加使用分の費用は 価格のページに一覧表記されています。



Default Google Cloud Storage Bucket Stored Data

各アプリは既定の Google クラウドストレージ bucket を持つことができます。 bucket を使うのに追加のアクティベーション、設定、パーミッション設定は必要ありません。 詳細情報については、あなたが使用しているプログラミング言語(Java | Python | Go | PHP)の既定bucketsに関するドキュメントを参照してください。 以下の割り当て量は、既定bucketの使用にのみ適用されます。

Google Cloud Storage default bucket Stored Data
既定のbucketに保存されているデータの総量。有料アプリと無料アプリの両方で使用可能。
リソース 無料時のデフォルト制限 課金有効時のデフォルト制限
Default Google Cloud Storage Bucket Stored Data 5 GB 最初の 5 GB は無料; 上限なし


Blobstore

以下の割り当て量は、blobstoreの使用にのみ適用されます。

Blobstore Stored Data
blobstoreに保存されているデータの総量。有料アプリと無料アプリの両方で使用可能。
リソース 無料時のデフォルト制限 課金有効時のデフォルト制限
Blobstore Stored Data 5 GB 最初の 5 GB は無料; 上限なし


Channel

Channel API Calls
アプリケーションがChannel サービスにアクセスした回数の合計。
Channels Created
アプリケーションによって作成されたchannelの数。
Channel Hours Requested
アプリケーションによってリクエストされた channel 接続時間の時間数。
Channel Data Sent
Channel サービス上で送信されたデータ量。また、これは送信帯域幅割り当て量のカウント対象にもなります。
リソース 無料時のデフォルト制限 課金有効時のデフォルト制限
日ごとの制限 最大速度 日ごとの制限 最大速度
Channel API Calls 657,000回 呼び出し 3,000回 呼び出し/毎分 91,995,495回 呼び出し 32,000回 呼び出し/毎分
Channels Created 100 channels 6 個作成/毎分 あなたの予算次第 60 個作成/毎分
Channel Hours Requested 200 時間 12 時間リクエストrequested/毎分 あなたの予算次第 180 時間リクエスト/毎分
Channel Data Sent 送信帯域幅割り当て量まで 22 MB/毎分 1 TB 740 MB/毎分


Code and static data storage

Static Data
一つの静的データファイルが32MBを越えることはありません。
Total Storage
このストレージ割り当て量は、あなたのアプリの全てのバージョンで保存されたコードと静的データの合計に適用されます。 保存されたコードと静的ファイルの合計サイズはメインダッシュボードテーブルに一覧表示されます。個々のサイズは、それぞれのバージョンとバックエンド画面に表示されます。 無料アプリは、コードと静的データを最大で1GBまでのみアップロード可能です。有料アプリはそれ以上のアップロードも可能ですが、コードと静的データのストレージが1GBを越えた分に対して毎月GBごとに $ 0.026 の料金がかかります。
リソース 費用
Code & Static Data Storage - 最初の 1 GB 無料
Code & Static Data Storage - 1 GBを越えると 毎月GBごとに$ 0.026


Datastore

保存データ(課金可能)割り当て量は、データストアとタスクキューとBlobstoreにおいてアプリケーションが保存している全てのデータを参照します。 管理コンソール上の割り当て量の詳細(Quota Details)画面の"データストア(Datastore)" 項目における他の割り当て量は、特にデータストアサービスを参照します。

保存データ(課金可能)

The total amount of data stored in datastore entities and corresponding indexes, in the task queue, and in the Blobstore.

データストアに保存されているデータは深刻なオーバヘッドが発生する可能性があるので、注意する必要があります。このオーバヘッドは関連するプロパティの数や型によって発生し、 built-in and custom indexesによって使用される空間を持っています。データストアに保存されている各エンティティは以下のメタデータが必要です:

  • 種類、IDかキー名、エンティティの親のキーを含むエンティティキー。
  • プロパティの名前と値。データストアはスキーマレスなので、各プロパティの名前は must be stored with the property value for any given entity.
  • Any built-in and custom index rows that refer to this entity. Each row contains the entity kind, any number of property values depending on the index definition, and the entity key.

See How Entities and Indexes are Stored for a complete breakdown of the metadata required to store entities and indexes at the Bigtable level and How Index Building Works for a detailed explanation of how datastore indexes are managed.

インデックス数
アプリケーション用に存在するデータストアインデックスの数。この中には、過去に作成されてもうアプリケーションの設定には表示されないが、AppCfgのvacuum_indexesコマンドを使った削除がまだされていないインデックスも含まれています。
書き込み操作
データストアの書込み操作の合計。
読み取り操作
データストアの読み込み操作の合計。
小規模操作
データストアの小規模操作の合計。小規模操作には、データストアIDやキーオンリークエリがあります。
リソース 無料時の既定の日ごと制限 課金有効時の既定の日ごと制限
保存データ(課金可能) 1 GB * 1 GB 無料; 上限なし
インデックス数 200 * 200
書き込み操作 50,000 制限なし
読み取り操作 50,000 制限なし
小規模操作 50,000 制限なし

*日ごとの制限ではなく、総制限です。昇順インデックスによって自動生成されたプロパティは、この制限にはカウントされません。

注意:データストア管理データストアビューアによって生成されたデータストア操作は、アプリケーションの割り当て量としてカウントされます。



デプロイ

デプロイ
開発者としてアプリケーションをアップロードした回数。現在の割り当て量は一日ごとに 10,000 回です。

アプリケーションでアップロードできるファイル数はバージョンごとに10000までに制限されます。 各ファイルの最大サイズは32メガバイトに制限されます。 さらに、全てのバージョンの全ファイルの合計サイズが最初の1ギガバイトを超えた場合、一月あたりGBごとに$ 0.026かかります。



インスタンス時間

インスタンスの使用状況は、その起動時間ごとに決められた時間料金が課金されます。 課金対象時間はインスタンスが起動したタイミングで始まり、インスタンスが停止してから15分後に終わります。 管理コンソールのパフォーマンス設定( Performance Settings)タブで設定したアイドルインスタンスの最大数以上の課金がされることはありません。

フロントエンドとバックエンドのインスタンスは、日ごと無料割り当て量を別々に持っています。 モジュールAPIを使用する場合は、モジュールのインスタンスクラスがどの割り当てを適用するか決めるので注意してください。

リソースもしくは API 呼び出し 無料割り当て量
フロントエンドインスタンス (自動スケーリングモジュール) 一日につき28 インスタンス時間が無料
バックエンドインスタンス (ベーシックおよび手動スケーリングモジュール) 一日につき8 インスタンス時間が無料


ログ

ログ API は、ログデータを取得してそれが無料アプリと有料アプリの両方で使用可能な時に計測されます。

ログストレージにはアプリケーションのリクエストログとアプリケーションログが格納されており、無料アプリと有料アプリの両方で使用可能です。 有料アプリの場合、管理コンソール ログの保存設定(Log Retention setting)を使って全ログのストレージサイズかログデータの保存期間、もしくはその両方を引き上げることができます。

リソース 無料時のデフォルト制限 課金有効時のデフォルト制限
ログデータ絵検索 100 メガバイト 有料アプリの場合、上限なし。
ログデータ 1 ギガバイト ログデータは有料の場合は365日間、無料の場合は90日間保存される。


メール

App Engine では、Eメールがつかう"メッセージごとに"課金します。メッセージは、各メールの送信先ごとにカウントします。 例えば、一つのEメールを10人に送ると10個のメッセージとしてカウントされます。

Mail API の呼び出し回数
アプリケーションがメールサービスにアクセスしてメッセージを送信した回数の合計。
メッセージ送信 (課金可能)
アプリケーションから送信されたメッセージ(Eメールと受信者の組み合わせ)の合計数。あなたのアプリケーションでの支払いが確認されるまで、メッセージ送信の最大割り当て量は無料レベルのままなので注意してください。
管理メール
アプリケーションによって送信された、アプリケーション管理者へのメッセージの合計数(各管理メールの最大サイズ制限は、ヘッダ、添付ファイル、本文を含んで 16KBです)。
メッセージ本文の送信データ
Eメールメッセージの本文で送信されたデータ量。また、これは送信帯域幅割り当て量のカウント対象にもなります。
添付ファイルの送信数
Eメールメッセージで送信された添付ファイルの合計数。
添付ファイルの送信データ
Eメールメッセージの添付ファイルとして送信されたデータ量。また、これは送信帯域幅割り当て量のカウント対象にもなります。
リソース 無料時のデフォルト制限 課金有効時のデフォルト制限
日ごとの制限 最大速度 日ごとの制限 最大速度
Mail API の呼び出し回数 100 呼び出し 32 呼び出し/毎分 1,700,000 呼び出し 4,900 呼び出し/毎分
メッセージ送信 (課金可能) 100 メッセージ 8 メッセージ/毎分 課金アプリの場合、日ごとのEメール割り当て量はアプリが使用している課金システムに左右されます。後述するあなたの日ごとのメール割り当て量を増やすを参照して 各ケースにおける割り当て量の引き上げ方法を学んでください。 5,100 メッセージ/毎分
管理メール 5,000 メール 24 メール/毎分 3,000,000 メール 9,700 メール/毎分
メッセージ本文の送信データ 60 MB 340 KB/毎分 29 GB 84 MB/毎分
添付ファイルの送信数 添付ファイル2,000 個 添付ファイル8個/毎分 添付ファイル2,900,000 個 添付ファイル8,100 個/毎分
添付ファイルの送信データ 100 MB 10 MB/毎分 100 GB 300 MB/毎分

あなたの日ごとのメール割り当て量を増やす

課金を有効にした時、Eメールの割り当て量は一日につき100メッセージのままです。 あなたは明示的にメールの割り当て量を高くするよう要求しなければなりません。 管理コンソールの 割り当ての詳細(Quota Details)ページを開き、メール(Mail)の項目までスクロールしてください。 メール割り当て量の追加を要求するリンクがあるのが分かるでしょう。 リクエストを送信した後、同じリンクをもう一度開くことでその状態を監視できます。 これはリクエストの状態を示すページを表示します:リクエストが許可されたか、精査中か、拒否されたか。 リクエストが許可された場合は、日ごとの20,000メッセージの新たな割り当て量が反映されるまで数分かかることがあります。 リクエストが拒否された場合は、しばらく時間がたつまでメール割り当て量の引き上げを再度リクエストすることはできません。

あなたのアプリで一日に20,000メッセージ以上の送信が必要な場合、サポートパッケージ登録すると割り当て量の引き上げを要求できるようになります。



リクエスト

送信帯域幅 (課金可能)

リクエストに対する応答で、アプリケーションが送信するデータ量。

これは以下を含みます:

  • 安全なリクエストと安全でないリクエスト両方に対して、アプリケーションサーバや静的ファイルサーバやBlobstoreが行う応答内のデータ
  • Eメールメッセージ内で送信されるデータ
  • XMPP や Channel API上で送信されるデータ
  • URL fetch サービスによって送信されるHTTP リクエストのデータ。
受信帯域幅

リクエストからアプリケーションが受信するデータ量。受信した各HTTPリクエストは32MB以上にはできません。

これは以下を含みます:

  • 安全なリクエストと安全でないリクエストでアプリケーションが受信したデータ
  • Blobstoreへのアップロード
  • URL fetch サービスのHTTPリクエストに対する応答で取得したデータ
安全な送信帯域幅
リクエストに対する応答で、アプリケーションが安全なコネクション上で送信するデータ量。安全な送信帯域幅は、送信帯域幅のカウント対象にもなります。
安全な受信帯域幅
リクエストからアプリケーションが安全なコネクション上で受信するデータ量。安全な受信帯域幅は、受信帯域幅のカウント対象にもなります。
リソース 無料時のデフォルト制限 課金有効時のデフォルト制限
日ごとの制限 最大速度 日ごとの制限 最大速度
送信帯域幅 (課金可能, HTTPSを含む) 1 GB 56 MB/毎分 1 GB 無料;最大 14,400 GB 10 GB/毎分
受信帯域幅 (HTTPSを含む) 1 GB;最大 14,400 GB 56 MB/毎分 なし なし


検索用の無料割り当て量は以下の表に一覧でまとめています。 検索呼び出しの各タイプの詳細説明については Java, Python, Go のドキュメントを参照してください。

課金が有効になると、検索 API リソースは価格表の割合にしたがって料金が発生します。

リソースもしくは API 呼び出し 無料割り当て量
ストレージの合計 (ドキュメントとインデックス) 0.25 GB
クエリ 日ごとに1000 クエリ
ドキュメントをインデックスに追加する 日ごと0.01 GB

アプリケーションコンソールの割り当て量の項目には、APIリクエスト回数の現物が表示されます。 一回の呼び出しで複数のドキュメントをインデックス化する場合は、呼び出し回数はドキュメント数ごとに増えるので注意してください。

この検索 APIにはサービスの信頼性を保つために以下の制限が課されます。:

  • 分ごとのクエリ実行回数は100まで
  • 分ごとに追加/削除されるドキュメント数は15,000まで
加えて、インデックスごとに10GBストレージの制限があります。 アプリがこれを超過しようとした場合、割り当て不足のエラーが返ります。

注意:これらの制限は分ごとに適用されますが、管理コンソールではそれぞれについて一日の合計が表示されます。 シルバーサポートかゴールドサポートかプレミアムサポートのお客様は、サポート担当に連絡してより高いスループットの制限を要求することができます。



ソケット

日ごとデータ制限と分ごと(バースト)データ制限
ソケットを使用するアプリケーションは、基本的に分ごとの速度制限と日ごとの速度制限を受けます。分ごとの制限は、アプリケーションのバースト動作を制御するために設定されます。
リソース 日ごとの制限 分ごと (バースト) の制限
ソケットのバインド数864,0004,800
ソケットの作成数864,0004,800
ソケットの接続数864,0004,800
ソケットの送信数663,552,0003,686,400
ソケットの受信数663,552,0003,686,400
ソケットの受信バイト数20 GB113 MB
ソケットの送信バイト数20 GB113 MB


タスクキュー

Task Queue APIの 呼び出し回数
アプリケーションがタスクをキューに追加するためにタスクキューにアクセスした回数の合計。
Task Queue の保存タスク数
アプリケーションがキューに追加したが、まだ実行されていないタスクの合計。
Task Queue の保存タスクのバイト数
アプリケーションがキューに追加したが、まだ実行されていないタスクのバイト数。この割り当て量は保存データ(課金可能)の一部としてカウントされます。

ヒント:あなたのキューの設定を調整することで、保存タスクのバイト数制限を設定できます。 詳細情報については Python, Java, Go ドキュメントを参照してください。

これらの制限は全てのタスクキューに適用されます:

リソース 無料時のデフォルト制限 課金有効時のデフォルト制限
日ごとの制限 最大速度 日ごとの制限 最大速度
Task Queue API 呼び出し回数 100,000 n/a 1,000,000,000 n/a
Task Queue 管理呼び出しCalls (管理コンソールを使用して) 10,000 n/a 10,000 n/a
リソース 無料時のデフォルト制限 課金有効時のデフォルト制限
Task Queue の保存タスク数 1,000,000 10,000,000,000
Task Queue の保存タスクのバイト数 500 MB。最大 1 GBまで設定可能。 なし。最大 保存データ(課金可能)の容量まで設定可能

以下の制限はタスクキューのタイプごとに適用されます:

プッシュキューの制限
最大タスクサイズ100KB
キュー実行速度キューごとに、1秒間に500 タスク呼び出し
タスクの最大 カウントダウン/ETA 現在の日時から30 日間
バッチで追加できるタスクの最大数100 タスク
トランザクションで追加できるタスクの最大数5 タスク
共通の制限 (プッシュキューとプルキュー)
アクティブキュー(デフォルトキューは含まない)の最大数無料アプリ: 10キュー, 有料アプリ: 100 キュー
プルキューの制限
最大タスクサイズ1MB
タスクの最大 カウントダウン/ETA現在の日時から30 日間
バッチで追加できるタスクの最大数 100 タスク
トランザクションで追加できるタスクの最大数 5 タスク
1回の操作で借りられるタスクの最大数 1000 タスク
タスクのバッチを借りた時の最大ペイロードサイズ32MB (REST APIを使用している時は 1MB)
共通の制限 (プッシュキューとプルキュー)
アクティブキュー(デフォルトキューは含まない)の最大数無料アプリ: 10キュー, 有料アプリ: 100 キュー

注意: プルキューはPHPでは使用できません。



URL fetch

URL Fetch API の呼び出し回数
アプリケーションがHTTPもしくはHTTPSリクエストを実行するためにURL fetch サービスにアクセスした回数の合計。
URL Fetch 送信データ
リクエスト時に URL fetch サービスへ送信されたデータ量。これは送信帯域幅割り当て量のカウント対象にもなります。
URL Fetch 受信データ
応答時に URL fetch サービスから受信したデータ量。。これは受信帯域幅割り当て量のカウント対象にもなります。
リソース 無料時のデフォルト制限 課金有効時のデフォルト制限
日ごとの制限 最大速度 日ごとの制限 最大速度
UrlFetch API の呼び出し回数 657,000 呼び出し 3,000 呼び出し/毎分 172,800,000 呼び出し 120,000 呼び出し/毎分
UrlFetch 送信データ 4 GB 22 MB/毎分 1 TB 740 MB/毎分
UrlFetch 受信データ 4 GB 22 MB/毎分 1 TB 740 MB/毎分


XMPP

XMPP API の呼び出し回数
アプリケーションがXMPP サービスにアクセスした回数の合計。
XMPPの送信データ
XMPP サービスを通じて送信されたデータ量。 これは送信帯域幅割り当て量のカウント対象にもなります。.
メッセージの受信者数
XMPP メッセージを送信したアプリケーションの受信者合計。
招待の送信数
アプリケーションが行ったチャット招待の合計数。
送信済みスタンザ
アプリケーションがメッセージや招待や出席情報を送った時に送信されたXMPPスタンザ。
リソース 無料時のデフォルト制限 課金有効時のデフォルト制限
日ごとの制限 最大速度 日ごとの制限 最大速度
XMPP API の呼び出し回数 46,000,000 呼び出し 257,280 呼び出し/毎分 46,000,000 呼び出し 257,280 呼び出し/毎分
XMPPの送信データ 1 GB 5.81 GB/毎分 1,046 GB 5.81 GB/毎分
XMPP の受信者数 46,000,000 受信者 257,280 受信者/毎分 46,000,000 受信者 257,280 受信者/毎分
XMPP 招待の送信 100,000 招待 2,000 招待/毎分 100,000 招待 2,000 招待/毎分
XMPP 送信済みスタンザ 10,000 スタンザ n/a あなたの予算次第 n/a