マネージド VM ホスティング環境を使うことで、Googleが管理する設定可能なCompute Engine 仮想マシーン (VMs)上でApp Engineアプリケーションを実行できます。 VM ホスティング環境は、元のApp Engineホスティング環境と比較して柔軟性があり、CPUとメモリをオプションで追加できます。
Go ランタイムはマネージド VM の標準ランタイムとして使用できます。 標準ランタイムは App Engine サービスAPIのサブセットをサポートしています。 現時点で、マネージド VMは以下のサービスをサポートしています:
既存のアプリケーションをマネージドVMに移行したり、マネージドVMで新規にアプリを構築する場合は、必要な App EngineサービスがマネージドVMで使用できるか確認してください。
あなたのアプリケーションのapp.yaml
ファイルを数行変更するだけで、アプリの実行環境をGoogle App EngineからマネージドVMに切り替えることができます
runtime
キー、 vm
キー、 api_version
キーを必ず設定する必要があります:
runtime: go
vm: true
api_version: go1
Go アプリでは package main
と appengine.Main()
を呼び出すfunc main()
を必ず使用しなければなりません:
package main
...
main() {
...
appengine.Main()
}
既存のアプリを移行する場合には、以下の違いも考慮する必要があります:
app.yaml
ファイルでリソースを選択します。
func init()
を func main()
に書き換えます。
マネージドVMに関する設定の全ては、 設定手順で説明されています。
マネージドVM アプリをクラウド上に配置するためには、Google Cloud SDKをインストールしなければなりません。 また、Google 開発者コンソールを使用してプロジェクトを作成したり課金を有効にしたりする必要もあります。 設定手順はGoのHello World 開始プロジェクトで説明されています。
また、 Guestbook のサンプルアプリも使用できます。