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Android Studio ドキュメント 日本語訳

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GPU モニター

Android モニターには、UIウィンドウのフレームを描写するのにどれだけ時間がかかるのかを素早く可視化するGPUモニターが含まれています。 描写スレッドの準備、処理、描写コマンドの実行にどれだけ時間がかかるのかをプロファイルします。 GPU モニターは以下のことで役立ちます:

  • UI ウィンドウがどのように動作するかを素早く確認する。
  • Identify whether any part of the rendering pipeline stands out in using processing time.
  • ユーザー操作やプログラム動作に関連したフレーム描写時間の乱高下を調べる。

例えば静止画の描写処理において、画面上での描写が終了した後も Graphics Processor Unit(GPU) リソースを長時間消費し続けていたとしたら、それは最適化の最有力候補です。



動作しているアプリを GPU モニターで表示します

特定の端末やエミュレーター上で動作しているアプリを GPU モニターで表示するには:

  1. 前提条件と依存ファイルの準備を完了させます。
  2. アプリプロジェクトを開きます。
  3. ハードウェア端末やエミュレーター上でアプリを実行します
  4. Display Android Monitor.
  5. Monitors タブをクリックして、GPU モニターを表示します
  6. Pause をクリックしてGPU モニタを有効にし、アイコンを選択解除状態にします。
  7. GPU モニター上で GPU 使用状況の表示が開始されます。:

    y軸は、GPU の実行、処理、準備、フレームの描写にかかる時間をミリ秒単位で表示しています。 x軸は時間経過を記録しています; 最初は○秒と表示されてその後は○分○秒というように表示されていきます。 緑の横線は 60 フレーム/秒 (FPS)を示し、赤の横線は 30 FPSを表します。

  8. GPU モニターを停止するには、再度 Pause をクリックしてアイコンを選択状態にします。