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Android Studio ドキュメント 日本語訳

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CPU モニター

Android モニターには、アプリの 中央処理装置 (CPU)使用量を簡単に監視できる CPU モニターが含まれています。 これはリアルタイムのCPU使用率を表示し、ユーザーモードとカーネルモードで使用されている総CPU時間(全てのコアを含む)の割合を表示します。 ユーザーモードでは、コードではシステムAPIを使ってハードウェアやメモリにアクセスしなければならず(アクセスは仮想メモリアドレスのみに限定)、通常はクラッシュしてもリカバリーできます。 カーネルモードでは、コードは直接ハードウェアにアクセスできます(物理メモリアドレスを含む)。;クラッシュすると端末は停止します。



実行しているアプリを CPU モニターに表示する

特定の端末やエミュレーター上で実行しているアプリを CPU モニターに表示するには:

  1. 前提条件と依存関係の準備を完了させます。
  2. アプリプロジェクトを開きます。
  3. ハードウェア端末やエミュレーター上でアプリを実行します
  4. Android モニターを表示します
  5. Monitors タブをクリックしてCPU モニターを表示します
  6. Pause Pause iconをクリックしてCPUモニターを有効にし、アイコンを選択解除状態にします。
  7. CPU モニターは CPU 使用率の表示を開始します。 グラフにおいて、y軸は使用されたCPUの割合を表示します。 x軸は時間経過を記録し、最初は○秒で始まり、その後○分○秒といったように進んで行きます。

  8. CPU モニターを停止するには、再度 Pause Pause iconをクリックしてアイコンを選択状態にします。


コールスタックの変更を記録する

CPUモニターが動作している間は、特定の期間中のコールスタック上での変更記録を取得できます。詳細については メソッドトレースを参照してください。